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ごあいさつ

有縁の皆様へ


私は、南無阿弥陀仏をお伝えさせて頂くことを、住職として第一の務めとしています。
お寺は、そのための拠点であり、様々なお人がご縁を結んでいただければと切に願っています。

 時代は、段々と仏教(宗教)離れの方向に向かいつつあると言われて久しいことです。もちろんこの現実を念頭に置く必要はありますが、いたずらに悲観する必要もないとも思っています。何故なら、阿弥陀様のみ教えを喜ばせて頂く者として、素晴らしい道は必ず伝わると思っているからです。

若年層の大方が仏事に関心を示さないことも、今に始まったことではありませんし、仏教を批判的に見る人は江戸時代にもいました。親鸞聖人ご在世の時にもお念仏の道を妨げようとした人が少なくなかったことは、残っているお手紙からも察することができます。その人々に対して親鸞聖人は、不憫に思ってお念仏をお勧めしましょうと仰っています。反発したり押し付けるのでもなく、かといって遠巻きに放っておくのでもなくお勧めしていくというご姿勢に、私は自分の動静の在処を知らせて頂くことです。

ストレートに仏教を聞くということから始めることは難しいかもしれません。しかし、様々な催しごとや旅行などを通して、有縁の人々の輪が広がっていけば、仏教と日常が意外な接点を持っていることに気が付いていただけるかもしれません。私たちの日常に仏教は 既に根づいています。新しいものを吸収するというよりも、既にあることに気が付いていくことが仏教と触れていく道筋のように思えます。

伝統的な仏事を大切にしつつ、催し物を楽しみながら、
皆様と共々に仏教を喜べるようになってゆければ幸いです。
これまでも、そしてこれからも宜しくお願い致します。

報恩寺住職 牧野 仁(悠水)

住職紹介

牧野 仁(釋悠水)

本願寺派布教使
本願寺布教研究専従職員(元職)
龍谷大学講師(元職)
龍谷大学大学院文学研究科真宗学専攻(修士)
武蔵野大学人間科学部人間学科心理学専攻卒(学士)
宗学院本科卒

法話やセミナーなどのご依頼

また、報恩寺では親鸞聖人のお念仏のみ教えを弘めさせていただきたく、地域や学校・施設など皆さまのお集りの場での、「法話やセミナーなどのご依頼」を随時承っております。ご法座の維持が難しいお所でも、ご相談していただければでき得るところで柔軟に対応させて頂きます。ご相談ください。


報恩寺の特徴

はじめての方でも安心
自由参加型の行事や法話会・勉強会・相談室を積極的に開催し、親しみやすいお寺をめざしています。
年会費は頂いておりません
年会費等の護持会費や定期的な寄付のお願いはしておりません。
お参りのご依頼はお気軽に
お葬式やご法事などのご依頼は随時受け付けております。お気軽にお問い合わせください。

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浄土真宗版エンディングノート
「わたしの想い」- 伝えたい、如来さまの願い -

ご法事・お仏壇・仏法を家族や次世代に受け継いで欲しい、そんな想いをもつあなたの為の書き込み式エンディングノートです。自分史、治療方針、葬儀準備など、一般的なエンディングノートの内容を踏襲するとともに、ご法事・お仏壇・仏法の承継という点に重きを置いております。