法事、お葬式等々で経が読まれるお参りとは、他のご回答でも解説しているように、阿弥陀様の救いを喜ぶということが最も大切な意義です。このため、読経と法話があるのです。その意義を中心として、亡くなった人を偲びつつ、その故人をお浄土に連れ往かれた阿弥陀様のお救いに思いを馳せる。そして、故人だけではなく、この私も同様に連れ往(ゆ)いて下さることに思いを致す。これがお参りする意義です。お坊さん不在の追悼の集い全般には、この意義が含まれていないのではないでしょうか。
2019年4月17日